記事一覧へ戻る
部活・行事

「今でも仲良くしています」。ゲームでつながった友達と、卒業しても続く慶應女子の仲間

女子高の3年間、松尾さんがよく一緒に過ごしたのは、ゲームでつながった中等部出身の友達でした。今年の十月祭にも集まった同級生、卒業生に届く女子高の便り、SFCでの女子高出身どうしのつながりまで、卒業しても続く友達の話を聞きます。

2026.10.27慶應義塾女子高等学校
冬の光が差す机に、使い込んだ過去問や付箋、鉛筆、湯気の立つマグカップが並ぶ淡い水彩風イラスト

女子高の3年間、何をしていたのか。松尾さんの答えは「友達とスマホゲームをしていました」でした。

部活や勉強の話を予想していた聞き手は拍子抜けしましたが、話を聞いていくと、そこには女子高らしい人のつながりがありました。ゲーム仲間には中等部から上がってきた友達が多く、卒業した今も、同級生たちは十月祭に集まり、卒業生には女子高の便りが届きます。

連載第7回は、女子高の友達と、卒業してからのつながりの話です。

話し手:松尾さん(仮名) 聞き手:インタビュアー / PenBridge

高校時代にしていたのは「スマホゲーム」

インタビュアー: 女子高では、何をしていたんですか? 部活とか。

松尾さん: 友達とスマホゲームをしていました(笑)。

インタビュアー: ゲームですか。同じゲームをやる友達がいたんですね。

松尾さん: いました。その子たちと仲良くやっていました。楽しかったです。

インタビュアー: 部活は、みんな入っているものなんですか?

松尾さん: 部活に入っていない人も、全然いますよ。

ゲーム仲間は、中等部から来た子が多かった

インタビュアー: ゲーム仲間は、受験で入った人ですか?

松尾さん: ゲーム仲間は、中等部から上がってきた内部生が多かったです。

卒業しても、十月祭に集まる

インタビュアー: 今も、みんなで集まったりするんですか?

松尾さん: 集まっています。この前、十月祭(文化祭)があって、私は行けなかったんですけど、ほかのみんなは行っていました。

インタビュアー: 仲がいいですね。

松尾さん: はい。十月祭じゃなくても、普段から都合が合えば会っています。そういえば、当時はそのゲームをやっていなかった女子高の友達が、今になって始めてハマって、もう追いついてきているんです。たぶん、私よりやり込んでいます(笑)。

卒業生に届く、女子高の便り

松尾さん: 女子高の便りみたいなものが、卒業生に不定期に届くんです。

インタビュアー: 女子高の便りというものがあるんですか。

松尾さん: はい。在校生や卒業生の最近の目覚ましい活躍とか、何期生で同窓会をしました、という写真とかが載っていて。

大学でも、女子高出身どうしで

インタビュアー: 大学に入ってからも、女子高のつながりはありますか?

松尾さん: ありますね。女子高で仲良くしていた人たちも私と同じくSFCに入ったので、今でも仲良くしています。

PenBridge編集部より

中学では週5日のバスケ部に打ち込んでいた松尾さんですが、女子高での3年間の中心にあったのは、部活よりも友達でした。女子高では部活に入っていない生徒も珍しくないそうで、放課後の過ごし方は人それぞれです。

ゲーム仲間には、中等部から上がってきた友達が多かったそうです。高校受験で入った松尾さんと内部生の友達をつないだのは、好きなものが同じだということでした。前回の、勉強への向き合い方を分けるのは内部か外部かではない、という話とあわせて読むと、松尾さんの友人関係は、出身のルートで決まるものではなかったことがうかがえます。

卒業して2年以上がたった今も、同級生は十月祭に集まり、卒業生には女子高の便りが届き、大学でも女子高で仲良くしていた友達との付き合いが続いています。「今でも仲良くしています」という松尾さんの言葉どおり、女子高でできた友達との関係は、卒業したあとも変わらないようです。

連載記事

松尾さんインタビュー

第1回

「中3の12月に、やっぱり慶應女子に行きたいと思ったんです」。公立トップ校を目指していた松尾さんの高校受験

週5日のバスケ部と塾を両立しながら、神奈川の公立トップ校を目指していた松尾さん。中3の夏には慶應女子も志望校に入れていましたが、第一志望を変えたのは12月でした。公立中心の塾では手が届かない対策をどう補ったのか、入試までの2か月を聞きます。

読む
第2回

「数学は、通貨が違うんです」。公立入試の数学が得意だった松尾さんが、慶應女子の数学で20年分の過去問を解くまで

神奈川の公立入試の数学はできたのに、私立の高校入試の数学になると手が止まった。松尾さんはその違いを「通貨が違う」と表現します。苦手に気づいたきっかけ、家庭教師と数学だけに絞った2か月、20年分解いた過去問の話を聞きます。

読む
第3回

「品詞分解問題」は、過去問を見て自分で気づいた。国語が得意だった松尾さんの慶應女子対策と、マンモスの作文

国語は「学校の内容の超難しいバージョン」。それでも、過去問から毎年のように出ている文法の問題に気づき、塾の先生に例題を作ってもらった松尾さん。最後の科目で書いたマンモスの作文まで、国語と作文の準備を聞きます。

読む
第4回

「女子高の受験は、宝くじを引く感覚なんです」。慶應女子に合格した松尾さんが、どうしても伝えたかった運と相性の話

「勉強は、宝くじが当たる可能性を上げるだけ」。松尾さんが受験生にどうしても伝えたかったのは、家庭教師の先生から聞いたこのたとえでした。判定がよくても落ちることがある理由と、問題構成が変わった本番で引いた「いいくじ」の話を聞きます。

読む
第5回

自信があった英語で「落ちた」と思って帰った入試の日。直前の2か月、英語に触れなかった松尾さんの反省

自信があった英語には、受験直前の2か月ほとんど触れなかった。本番では手が止まり、自己採点の途中で「落ちた」と思って帰った松尾さん。合格のあとも残った苦手意識と、数学は20年分・英語はゼロだった過去問の進め方を、反面教師として聞きます。

読む
第6回

「みんな、お互いを認めている空気があった」。高校受験で慶應女子に入った松尾さんが語る、女子高の友人関係と先生

「周りにいる人が全員優秀だから、刺激される」。高校受験で慶應女子に入った松尾さんに、生徒どうしの関係、厳しめの校則、どの代からも慕われる先生、中等部から上がってきた同級生との距離を聞きます。

読む
第7回表示中

「今でも仲良くしています」。ゲームでつながった友達と、卒業しても続く慶應女子の仲間

女子高の3年間、松尾さんがよく一緒に過ごしたのは、ゲームでつながった中等部出身の友達でした。今年の十月祭にも集まった同級生、卒業生に届く女子高の便り、SFCでの女子高出身どうしのつながりまで、卒業しても続く友達の話を聞きます。

第8回

「SFCで脳の勉強ができるとわかって、すぐ志望を変えました」。慶應女子の選択授業で進路を決めた松尾さんの学部選び

脳の勉強がしたい。でも医学部は難しいから、薬学部か理工学部へ。そう考えていた松尾さんの進路を変えたのは、3年生の選択授業に来たSFCの先生でした。2年生から組む選択科目、医学部の枠、年によって人気が動く学部の話を聞きます。

読む
無料相談

受験の進め方を
ご家庭に合わせて一緒に考えます。

志望校の選び方や併願の組み方、今の学習で優先したいことなどを、現在の状況を伺いながら、30分ほどのオンライン相談で整理します。
記事を読んで気になったこと一つからでも、お気軽にご相談ください。