中高一貫校では、中学で入った部活をそのまま高校まで続ける生徒もいます。一方で、高校から新しい部活に入り直す生徒もいます。
山里さんは、中学ではESSに所属し、高校では軽音楽部に入りました。コロナ禍での高校生活や、文化祭の変化についても聞きました。
話し手:山里さん(仮名) 聞き手:インタビュアー / PenBridge
高校から軽音楽部に入った
インタビュアー: 高校でもESSを続けたんですか?
山里さん: いえ、高校では軽音楽部に入りました。軽音楽部は高校からしかなかったので、もともと入ってみたいなと思っていました。
インタビュアー: 中学の友達と一緒に入ったんですか?
山里さん: はい。中学の友達と一緒にバンドを組むような感じでした。
部活を変える人もいた
インタビュアー: 中高一貫だと、中学の部活をそのまま続ける人が多いイメージがあります。
山里さん: 続ける人もいますが、変える人も結構いました。中学で週4日、週5日あるような部活に入っていて、それが大変になって、高校から軽音楽部やダンス部に入る人もいました。
インタビュアー: 高校で少し活動のペースを変える人もいるんですね。
山里さん: そうですね。高校から自分に合う部活を選び直す人もいました。
軽音楽部はかなり自由
インタビュアー: 軽音楽部の雰囲気はどうでしたか?
山里さん: かなり自由でした。バンドごとに週3回くらい活動していて、教室に楽器を出して練習して、終わったら片付けるという感じです。顧問の先生が毎回見に来るわけではなく、自分たちで進めていました。
インタビュアー: 自分たちでやる部活だったんですね。
山里さん: そうです。最初は友達とお菓子を食べて、少し時間が経ったら練習を始める、みたいな雰囲気もありました。
発表の場は文化祭や部内ライブ
インタビュアー: 発表の場はありましたか?
山里さん: 文化祭が一番大きかったです。あとは、部活内で発表する機会も3か月に1回くらいありました。高校3年生のときには、自分たちでライブハウスを借りてライブをしたこともあります。
インタビュアー: かなり本格的ですね。
山里さん: でも、体育会系のような上下関係が強い感じではなかったです。気楽にできたのがよかったです。
コロナ禍の文化祭
インタビュアー: 高校生活はコロナの影響もありましたよね。
山里さん: ありました。高校1年生や2年生の頃は、文化祭もオンラインでした。自分たちで撮った動画を投稿する形でした。
インタビュアー: 学校には行けていたんですか?
山里さん: 時期によりますが、しばらく授業がなかったり、週の半分は家で、半分は登校するような時期もありました。文化祭も、実行委員の人たちがサイトのようなものを作って、各クラスや部活がそこに投稿する形でした。
PenBridge編集部より
山里さんの高校生活からは、SFC高等部の自由度と、生徒自身が動く文化が見えてきます。
部活を変える。バンドを組む。ライブハウスを借りる。オンライン文化祭の形を作る。こうした経験は、学校に用意されたものを受け取るだけでなく、自分たちで学校生活を作っていく感覚につながります。
受験生にとっては、「入学後に何をするか」はまだ見えにくいかもしれません。しかし、SFC中高では、自分に合ったペースで活動を選び直す余地があることが分かります。
