SFC中高というと、「自由」「個性的」「SFCらしい」といったイメージを持つ人もいるかもしれません。
では、実際の授業はどのようなものなのでしょうか。
SFC中等部・高等部で6年間を過ごした山里さんに、授業の雰囲気や印象に残っている先生について聞きました。
話し手:山里さん(仮名) 聞き手:インタビュアー / PenBridge
授業は意外と「普通」
インタビュアー: SFC中高の授業って、何か特徴がありますか?
山里さん: 授業自体は、私はかなり普通だと思います。ものすごく特殊というよりは、普通の学校の授業という感じです。
インタビュアー: SFCという名前から、かなり変わった授業を想像する人もいるかもしれません。
山里さん: そうかもしれません。でも、全部が特別な授業というわけではないです。
ただ、先生は個性的
インタビュアー: 印象に残っている先生はいますか?
山里さん: 世界史の先生がすごく印象に残っています。授業の熱量が高くて、配られる資料やパワーポイントがたくさんあるというより、先生がとにかく話して、板書していくような授業でした。
インタビュアー: 暗記中心というより、話を聞く授業だったんですね。
山里さん: そうです。年号を全部覚えるという感じではなく、歴史の流れや登場人物の話を深く聞く感じでした。世界史そのものが好きだったというより、その先生の授業が楽しかったです。
網羅よりも、深く掘る授業
インタビュアー: 大学受験を前提にすると、網羅的に教える必要がありそうですが、内部進学だからできる授業だったのかもしれませんね。
山里さん: そうだと思います。教科書全体を全部きっちり進めるというより、先生が興味を持っているところを深く掘っている感じがありました。
インタビュアー: それは慶應の一貫校らしさかもしれませんね。
山里さん: そうですね。大学受験がないからこそ、そういう授業ができるのかもしれません。
どんな生徒に合う?
インタビュアー: SFC中高は、どんな生徒に合うと思いますか?
山里さん: 変わった人や、少し癖のある先生を面白いと思える人は合うと思います。先生も優しい人が多かったですし、個性的な人を楽しめるかどうかは大きいかもしれません。
インタビュアー: 「きっちり管理してほしい」というより、自分で面白がれる生徒の方が向いている?
山里さん: そうかもしれません。
PenBridge編集部より
山里さんの話で印象的なのは、SFC中高の授業が「すべて特殊」ではないということです。
一方で、内部進学の環境だからこそ、大学受験のための網羅だけに縛られない授業もある。先生の熱量や個性が、学びの面白さにつながることもあります。
保護者にとっては、「自由な学校」という言葉だけで判断するのではなく、実際にどんな先生がいて、どんな授業の空気があるのかを知ることが大切です。
