大学生活を考えるとき、授業や学部だけでなく、部活・サークル選びも大きなテーマです。
慶應義塾大学には、体育会、サークル、学部体育会など、さまざまな活動があります。SFCに通いながら、日吉・矢上方面の部活に参加することはできるのでしょうか。
今回は、SFCに通いながら理工学部体育会(通称「リコタイ」)のテニス部に所属していた藤崎さんに、部活選びと大学生活のリアルを聞きました。
話し手:藤崎さん 聞き手:インタビュアー / PenBridge
大学生活の中心は何でしたか?
インタビュアー: 大学生活を一言で言うと、何をしていましたか?
藤崎さん: メインはテニスですね。リコタイのテニス部に入っていました。
インタビュアー: なぜリコタイだったんですか?体育会やサークルもありますよね。
藤崎さん: 本家の体育会は、日本一を本気で目指すようなチームですし、レベルも高い。自分が入っても、強い選手のサポートや雑用で終わってしまって、あまりテニスができないかもしれないと思いました。
一方で、サークルはサークルで少し違うなと感じていました。自分には、高校の部活みたいな感じでできるリコタイがちょうどいいと思ったんです。
練習はどのくらいありましたか?
インタビュアー: リコタイの練習はどのくらいありましたか?
藤崎さん: 朝練が1回、夜練が1回、全体練が1回。あとは試合が入ったり、トレーニングがあったりしました。義務練は週3くらいで、試合が入ると週4、週5くらいになることもありました。
インタビュアー: けっこう忙しいですね。
藤崎さん: 忙しかったです。でも、その分充実していました。
SFCから通うのは大変ではなかったですか?
インタビュアー: 練習場所はどこでしたか?
藤崎さん: 日吉・矢上キャンパスの方です。矢上にコートがありました。
インタビュアー: SFCから通っていたわけですよね。大変じゃなかったですか?
藤崎さん: 大変でした。今思うと少し本末転倒かもしれないんですけど、部活のスケジュールを考えて授業を選んでいました。
インタビュアー: 授業に合わせて部活を組むのではなく、部活に合わせて授業を選んでいた?
藤崎さん: そうですね。でも、充実していました。特にコロナ前は移動も多かったんですが、逆に忙しかった分、バスの中で課題を終わらせたり、効率的に時間を使っていたと思います。
SFC生でも日吉・矢上の活動に参加できる?
インタビュアー: SFCに通いながらリコタイに参加することは可能ですか?
藤崎さん: 可能です。ただ、僕の代ではSFCからリコタイに行っていたのは自分くらいだったと思います。少なくとも珍しいケースではありました。
インタビュアー: 理工学部の学生が多いんですか?
藤崎さん: 理工学部の学生は多いですが、全員が理工というわけではありません。経済など文系学部の人もいました。理工学部ではないからといって、疎外感はあまりなかったです。
忙しさはマイナスだった?
インタビュアー: 忙しさは大変だったと思いますが、振り返るとどうですか?
藤崎さん: 大変ではありました。でも、忙しいからこそ生活にリズムができていたと思います。移動時間に課題をやるなど、時間の使い方も身につきました。
インタビュアー: 大学生活の中心が部活だったんですね。
藤崎さん: そうですね。3年生までは部活が中心でした。4年生になってからはゼミ中心になりましたが、それまではテニスが大学生活の大きな軸でした。
PenBridge編集部より
大学生活では、「体育会に入るか、サークルに入るか」という二択で考えがちです。しかし藤崎さんの話からは、その中間にあるような活動の魅力が見えてきます。
本気で打ち込みたい。でも、競技だけにすべてを捧げるわけではない。ゆるすぎるサークルでは物足りない。そうした学生にとって、リコタイのような環境は一つの選択肢になり得ます。
SFCから日吉・矢上に通うことは簡単ではありません。それでも、自分に合った活動を選べば、大学生活の充実度は大きく変わります。
