慶應義塾大学の中でも、湘南藤沢キャンパス、通称SFCは「自由」「多様」「実践的」といったイメージを持たれることが多いキャンパスです。
では、実際に通っていた学生から見ると、SFCはどのような場所なのでしょうか。
慶應義塾ニューヨーク学院からSFCへ進学した藤崎さんに、SFCの雰囲気や印象に残っている授業について聞きました。
話し手:藤崎さん 聞き手:インタビュアー / PenBridge
SFCにしてよかったと思いますか?
インタビュアー: SFCにしてよかったと思いますか?
藤崎さん: よかったと思います。雰囲気がいいですね。日吉にも行っていたので、日吉の雰囲気もなんとなく分かるんですけど、SFCの方が伸び伸びしている感じがありました。
インタビュアー: 伸び伸びしている、というのはどういう意味ですか?
藤崎さん: 自然が多いというのもありますし、人の雰囲気もそうです。日吉の方は、いわゆる王道ルートに進む人が多い印象がありました。一方でSFCは、起業する人もいれば、芸術系のことをやる人もいる。各々が好きなことをやっている感じがあって、それがよかったです。
インタビュアー: ニューヨーク学院っぽさと近い部分もありましたか?
藤崎さん: 少しあると思います。自由さというか、色々な人がいる感じは近いかもしれません。
印象に残っている授業は?
インタビュアー: SFCで印象に残っている授業はありますか?
藤崎さん: コーチングの授業は面白かったです。リーダーシップのためのコーチングのような授業で、人間をいくつかのタイプに分けて、それぞれの特徴や弱みを理解する内容でした。
インタビュアー: 具体的には?
藤崎さん: たしか、プロモーター、コントローラー、アナライザー、サポーターのようなタイプ分けがあって、それぞれの特徴を学びました。自分がどのタイプなのかを知るテストもあって、面白かったですね。
インタビュアー: 他には?
藤崎さん: 「音楽と脳」のような授業も印象に残っています。SFCは、授業のテーマ自体が自由というか、他の大学ではあまり見ないような内容もあると思います。
SFCは「自由」だからこそ、自分で選ぶ必要がある
インタビュアー: SFCの自由さは、誰にとっても良いものなんですかね?
藤崎さん: 人によると思います。自由だからこそ、自分で選ぶ必要があります。何を学びたいのか、どういう活動をしたいのかを考えないと、ただ何となく過ごすこともできてしまうと思います。
インタビュアー: 自由だけど、放っておかれる感じもある?
藤崎さん: そうですね。でも、自分で動く人にとってはすごくいい環境だと思います。色々なことをやっている人がいるので、刺激は多いです。
NY校出身者から見たSFCの相性
インタビュアー: NY校出身者にとって、SFCは合いやすいと思いますか?
藤崎さん: 合う人は多いと思います。ニューヨーク学院も、ある意味で自由な雰囲気がありますし、色々なバックグラウンドの人がいる。SFCも、同じように多様な人がいる場所なので、馴染みやすい部分はあると思います。
インタビュアー: 逆に、気をつけた方がいいことはありますか?
藤崎さん: 自由だからこそ、何をするかを自分で決めることです。授業も活動も選択肢が多いので、受け身のままだと少しもったいないと思います。
PenBridge編集部より
SFCの魅力は、単に「自由なキャンパス」という言葉だけでは伝わりません。藤崎さんの話から見えてくるのは、多様な人がいて、王道から少し外れた選択も受け入れられる環境だということです。
一方で、自由な環境は、自分で選ぶ力も求めます。受験生や保護者にとっては、「SFCに入れるか」だけでなく、「入った後にどんな学び方が合うか」を考えることも大切です。
